【渡米】UC Berkeley のSummer Sessionsを受講します

今日(2024/06/12)から、8月中旬まで、渡米します。
主な目的は、はカリフォルニア大学バークレー校 (University of California, Berkeley)のSummer Sessionsを受講すること[1]です。

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アメリカの大学において、 Summer Sessions とは春学期と秋学期の間に行われる夏の短い講座群を指します。
通常の学位取得を目指す目的の学生のほか、 一般にも開放されている ことがあり、私も visiting student として受講します。

したがって特定の専攻が決まっているわけではなく、散発的に関心のある講座を履修登録しています。[2]

#経緯

そもそも、高校の頃から米国の大学には関心があり、直接海外進学を悩んだこともありました。
しかし、COVID-19もあり、また自分の決心もうまくついていない状態だったので、日本の大学 [3] に進学しました。

しかし、大学生活のどこかで一度、海外での大学生活を経験してみたいという思いが残っており、休学して 時間ができた今しかないと考え、この夏に渡米することにしました。

正直、 円が弱すぎてかなり迷った のですが、 時間は不可逆なので、今のタイミングを生かす べく思い切りました。

ベイエリアの家賃の高騰も重なり、正直通帳はみたくない心境ですが、今後の人生において、それに見合うだけの影響を受けることができると信じています。 [4]

#Why UC Berkeley?

最も原始的な理由は、強烈な憧れです。 BSDのBはBerkeleyのB
やはりコンピュータ屋さんとしてBerkeleyには、強い憧れがあります。

しかし、「今、いく先」としての決め手となったのは、CSよりもむしろその外側の分野が強いことです。

CSの研究が盛んなのはもちろんですが、(Computer以外の)EngineeringやArtなどの分野も、興味を惹くプログラムや研究が多く見つかりました。このような、バランスのよいトップレベルの環境に短期間にしろ身を置くことには、 おもしろ工作おじさんになるための何かが得られそうだという直感的期待 があります。

また、同校には RCJ で知り合った米国人の友人が進学しており、かねがね現地の様子について聞いており、影響を受けました。

さらに、それらに加わる小さな(しかし重要な)理由として、夏の間だけ留学生にもForm I-20を発行しており、学生ビザ(F-1)が取りやすいという都合もあります。[5]

それ以外にも理由があるといえばあるのですが、あまり勉強の中身に関連したことを言ってしまうとまた行動が割れるので、ここまでにしておき、また終了後に述べようと思います。

#今後の予定

6月12日に出発し、8月20日ごろに帰国予定です。
その間、考えたことや現地での(束の間の)生活については、このblogで報告できればと思います。

記事が出なかったら、余裕がないか、めちゃめちゃ楽しんでいるかのどちらかです。

渡航期間中、皆様にはご心配をおかけすることも多くなるかと思いますが、どうかご容赦ください。

高々2ヶ月強 の留学[6] ですから、どうぞご心配なさらず。みなさんから見れば、おれが実家(あるいは、地元の人々にとっては、つくば)に行っている期間と同じようなものです。

いつもこのような無謀を応援してくれる友人や家族に、本当に感謝しています。
渡航の計画を明かした途端、周囲の人間が「見送りに行こうか」とか「体に気をつけてね」とか「寂しい」とか言ってくれて、本当に幸せです。

それから、このような機会をもてたこと自体にも、心からの感謝を。


  1. 受講は手段であり、目的ではないので、本当は「目的」というのは適切な表現ではないが、「渡航」という手段をとる目的は受講である。 ↩︎

  2. ゆえに、勉強する内容を晒す=参加する授業を晒す ということになり、この先2ヶ月強に渡っての行動パターンが割れてしまうので、ここでは伏せます。 ↩︎

  3. みんなだいすき(?)筑波大学 ↩︎

  4. 脳の塑性の変化 もあるので、なるべく早い方が良い。 ↩︎

  5. 普通に進学する学生にはI-20が出るが、Visiting Studentに出してくれるところは多いとはいえない ↩︎

  6. この短期間なので、私自身はマジで1日たりともムダにしねーぞという気合いです。 ↩︎