高校生ブランドとメディア露出について

他の高校生で技術をやる人の中でもこれが話題になることが多いこの話題ですが、ここしばらくお受けしているある企業の取材について、違和感が強かったため、先方からのメールへ追伸する形で、メディアの中の本人に声を届けようとしました。

そこで書いたことが、私の立場を端的に表していて共有しておきたいと思ったので、ここに共有しておきます。
なお、具体的な社名はここでは伏せています。
少し調べればすぐわかると思うので、本当に気になる方は調べてください。

背景:
あるメディアの zoom での取材に応じました。
その後、追加質問のメールがきました。

(上は普通に取材への応え)

追伸
以下、一高校生の考えです。違う、と思われるのなら無視いただいて構いませんが、こう思われている方が貴社の取材対象には他にもいらっしゃると思います。

私は、決して ○○ さん(記者名)個人をどうこう、というわけではなく、(デスク等の指示もあるかと思いますので)貴社の取材について、少なくない違和感を感じています。

頂いた質問、一応回答致しましたが、どれも貴社が「書きたいように書く」ための材料として尋ねられているようにしか感じません。
他社の話で大変恐縮ですが、私は過去に ×× 新聞に 5374.jp について掲載されたことがあります。「高校生であることは本質ではない」とあらかじめおことわりしてから応じているにもかかわらず、最終的に「高校生が」を強くフィーチャーした取り上げ方をされ、かなり嫌な思いをしました。「高校生がやっているから」すごい、取り上げる、というのなら、それは正当な評価を阻害していると私は考えるからです。 失礼ですがそれ以降私は「マスゴミ」を心から嫌っています。

その際に、もう新聞は受けないと決めていましたが、今回取材をお受けしたのは、以前に △△ 新聞の ☆☆ 記者が、今回のウェブサイトを高校生が手掛けていることを記事で取り上げる意義について丁寧に説明下さった上で、真摯に対応してくださったからです。それ以降、このウェブサイトに関してのみ、「高校生」を取り上げたりすることを受け入れています。

一方で貴社は zoom での会話の際にも、それ以前の電話口でも、取材前から既定の方向性をもとに、事前に準備した項目を埋めるように尋ねられている、という印象を受けます。
私がやった、言った事実を書きたいように書いていただくのは構いませんが、やった、いったという事実を作ろうとされる(いわゆる「記事的な」取材)のは違うのではないかと私は思います。

以上、私の考えです。高校生の立場から、大変きついことを申し上げたこと、大変恐縮でございますが、そう感じる者もいることをお知りおきください。